フィドル奏者の上田美佐子さん主催の「中世フィドルを楽しむ会」に参加させていただきました。
8人で一緒にフィドルの合奏するというのは初めての体験で、とても楽しかったです。
まず、あんなに沢山のフィドルを一度に見たのも初めて。
美佐子さんと立岩さんの素敵な演奏もあり、もりだくさん!
中世フィドル協会
数曲みなさんと演奏したのですが、その中から一曲ご紹介します。
楽譜が配られ、ふと見ると「Monserrat」の文字を発見。
楽譜。 |
まり「・・・うーん・・。(モンセラートって、私モンセラート行った事あるけど、あのモンセラート??)」
そしてすぐ、「Llibre Vermell de Montserrat」の文字を読み、確信しました。
あー、これ多分私の行ったモンセラート修道院の曲だ。
なぜ分かったかというと、この「Llibre Vermell de Montserrat」とは、カタラン(カタルーニャ語)で「モンセラートの赤い本」という意味です。
そして私の知る限り、カタルーニャ地方にMontserratは一つしかないので、多分この山の事だろうと推測したというわけです。
ちなみに「Montserrat」とは、Mont(山)serrat(ギザギザのこぎりみたいな)、すなわち「のこぎり山」の意味です。
その名の通り、ギザギザした岩肌が連立している美しい山です。
以下は私が撮影した写真です。
いい天気でした! |
鹿いた!(ヤギ?) |
私たちが行った日は、ちょうどSemana Santaのお祭りの日で、少年合唱団の演奏を聴く事が出来ました。
修道院へ向かう所 |
教会のなか |
はい。さて、 Llibre Vermell de Montserrat とは一体何かというと、1399年に作られた写本のことです。作者不明の曲があつめられた172ページもの本になっており、いまだモンセラート修道院にあるそうです。
その中で、私たちが演奏したのは、
Cuncti simus concanentes ("Let us sing together")。
こんな曲です。 |
中世音楽、奥が深いです。
フィドルンルン♪
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